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サイエンス・ハラスメント

この言葉は、一般的に認知された言葉ではありません。ただ、この言葉で表すことが最も妥当だろうということで、こういうタイトルにしてみました。



では、「サイエンス・ハラスメント」とは何か?について説明します。サイエンスとはわかると思いますが「科学」です。
ハラスメントは「嫌がらせ」とううことです。セクハラ(セクシャル・ハラスメント、性的な嫌がらせ)、パワハラ(パワー・ハラスメント、権力を利用した強要、嫌がらせ)等と同じように、「科学」という言葉の権威を使った「嫌がらせ」のことです。



 具体的には、すぐ「科学的ではないから嘘だ!」とか、「科学的ではないから間違っている!」とか、「科学的ではないことを発言するなとか!」平気でこういった主張をして、他人の思想の自由や表現の自由を脅かそうとする人達です。



そして、そういう人達に限って、何ら科学的な根拠を用いずに他人を「科学的ではない」と否定してくるのだから、始末に負えません。



もっとも、このサイエンス・ハラスメントに該当する人達には、真に科学的な人達は殆ど存在せず、科学っぽいだけの人というのが、殆どであろうと思います。後は、ボーダーと言われる人達が多いようです。



 サイエンス・ハラスメントをする人達の多くは単なる科学万能主義だったり、科学偏重主義だったりと人間的な常識バランスを欠いています。



 そして、相手の主張には科学的根拠を要求するくせに、自己の発言根拠には何ら事実すらないというのが殆どです。他人と自分の評価基準が違うダブルスタンダードですから、卑怯きわまりないのですが、本人は「科学」という言葉の権威にすがり、盲信し、神にでもなったつもりで振る舞います。(笑)



 そして、公の場で科学的な根拠のないことを発言しようものなら、「嘘つき」、「詐欺師」などと平気で中傷したりします。否定するのならそれなりに相手を納得させる根拠を提示すればいいのですが、「あるわけない」「嘘に決まっている」という盲信スタンスで一歩も譲らないクレイジーさですから、真に客観的な人から見れば「頭のおかしい人」と見えても、本人には自覚のしようが無いのです。




例えば、幽霊などを扱うオカルトや占い関連は、殆どの場合「科学で扱える領域外」です。



誰にでも認知できる「客観性」や条件をそろえれば繰り返し確認できる「再現性」を重視した科学とは違い、再現性を満たすだけの「前提条件の統一」が出来ません。



例えば、幽霊の認知に必要な前提条件は



1.幽霊が認知しようとした三次元上の瞬間に認知されることができる状態でその場に現れること。
2.幽霊を認知できる能力(霊感)を持った人間がその場に存在すること。
3.幽霊を認知できる能力(霊感)を持った人間がその能力を発揮できる状態にあること
4.幽霊が認知するための条件(磁場・電界)などの条件が揃っていること。
5.幽霊が出現するのに適した異次元のエネルギー場(流入経路)が整っていること。(人の念や磁場の乱れによる結界となるものが張られていないこと)



これらが最低条件です。



1番は幽霊の意志が含まれています。これはまず、科学で扱えません。



2番は人の問題ですから、可能性はあります。



3番は生体コンディション絡みの問題であり、調子がよい時、悪い時というばらつきがよく出ます。



4番は、多くの場合「霊能者の生体の電磁場エネルギー」でまかなわれることが多いですが、霊能者によってばらつきがあるという意味で、その他の方法で安定させる方がベターであると考えられます。
しかし、その条件について、この条件なら「必ず幽霊が出られる」という科学的な定説はありません。



5番は、観測者の念(意識エネルギー)を含みます。「場所的に入り込みやすい」とか、同じ場所でも「時期によっても変化する」ので、この条件も統一が困難です。安定した計測のできる測定器、調整装置を開発して、調整する以外方法はなさそうです。
しかし、この装置を安定動作させるのは、「人の念・人の意識」の影響をコントロールするということですから、「意識」をまだ科学の枠外にしている今の科学で出来るのか?といえばまず無理でしょう。




心霊スポットといわれる場所は、1~5番の条件を「向上させる条件」が整った場所です。
それによって、ごく僅かしか霊感が機能していない一般人でも幽霊を見てしまう事が起きます。
電磁波で幽霊のように幻覚を見るという実験結果があったように、「場のエネルギー」を整え、その場所に人間をしばらく置くと「霊感」のようなものが発揮されることがあります。その場所が幽霊の挙動と人間の感覚がつながりやすい場所だったり、その時に幽霊が出ようと干渉すれば普通の人にも「幽霊が見えたり」します。しかし、一様に効果が出るとは限りません。



そういう意味で、「現在の科学で扱えない領域」であり、現在の科学の範疇外です。



しかし、「サイエンス・ハラスメント」をしてくる人には、そういうことは理解できないのです。何から何でも科学で扱うべきだと考え、それをしていない場合は「口にするな」とまで思想統制します。そして、他人を罵倒します。



端から見れば「頭おかしいんじゃないの?」と思われても、科学という言葉の権威を強くしたいのか、かなり必死のようです。



 科学は「反証可能性」という結論を反証できる手法であることと、「オッカムの剃刀」という、再現性の得られないような些細な現象を切り捨てる手法へと、科学の定義がなされている今、「科学は真実を表すとは限らない手法」であり、その手法による結論を強要するのは自由意志を無視するハラスメントです。むしろ「科学カルト」という方が適切だと思われる人達もいます。



「オッカムの剃刀」については最後に。



 幽霊に詳しい人間に「科学で証明できます」なんていう人なんて殆どいないし、発言は主観や信念、体験談、経験則のレベルであるのは明らかなのに、そこに無理矢理「科学」を引っぱり出して、思想・信念・表現の自由や、公序良俗に反する行為に必死な人を相手にしても何のメリットもありません。
スルーが妥当でしょう。



また、議論や理屈をこねて幽霊の科学的証明を狙う人が居るようですが、前提条件を揃える術も考えず、現場に入ってじっくり観察したりデータを取ったりもしないで、机上の空論、脳内理論を並べて何が出来るのだろうと思います。



幽霊の存在証明をしたければ、まず一番に優秀な霊能者探しでしょう。でも、優秀な霊能者とは何かを知るために、事前の調査も必要です。それもせずに、あれこれ議論したって「行き詰まり」は目に見えています。それでも議論しようとしている人達は、「無計画で頑張る奇特な人」なんでしょう。



ネットで必死に議論を求める人達が居ますがそういう人達と関わり合う気にはなれませんね。材料を準備することのない議論など時間の無駄以外の何ものでもないでしょう。時間はもっと有意義に使いたいです。





※「オッカムの剃刀」(wikipediaより)
『オッカムの剃刀(オッカムのかみそり、英: Occam's razor、Ockham's razor)とは、「ある事柄を説明するためには、必要以上に多くを仮定するべきでない」とする指針。もともとスコラ哲学にあり、14世紀の哲学者・神学者のオッカムが多用したことで有名になった。様々なバリエーションがあるが、20世紀にはその妥当性を巡って科学界で議論が生じた。「剃刀」という言葉は、説明に不要な存在を切り落とすことを比喩しており、そのためオッカムの剃刀は思考節約の原理[2]や思考節約の法則、思考経済の法則とも呼ばれる。またケチの原理と呼ばれることもある。



原文
オッカムのウィリアム
必要が無いなら多くのものを定立してはならない。少数の論理でよい場合は多数の論理を定立してはならない。



類似の表現
「自然物に関しては、事実で かつ充分な原因だけを認めるべきだ。同じ自然的影響については、できるかぎり、同じ原因を用いて説明すべきなのだ。」[4] — アイザック・ニュートン



「可能ならいつでも、知られていないエンティティを推定するかわりに、知られているエンティティでの構成を用いるべし。」[5] — バートランド・ラッセル



「同様のデータを説明する仮説が二つある場合、より単純な方の仮説を選択せよ[要出典]」 — カール・セーガン 』



サイエンスハラスメント常習者や科学カルト、科学万能主義者の使い方の例



「幽霊を見たという現象は幻覚や錯覚で説明できる。
よって、それらを「死者の霊」などという「事実」かどうかも分からない不十分な仮説(条件設定)を用いるべきではない」



https://www.jsps.go.jp/hirameki/ht28000/ht28128.pdf
『幽霊にかぎらず私たちは、現実にないことを見たり感じたりしてしまいます。
少人数で実際に不思議な体験をしながら、人間の知覚の特徴を学びます。
また、体験を通して、科学的なものの見方や考え方を身につけます。
人間が幽霊を目撃しやすいのは、「普段の生活のうえでは有効に働く知覚が、
まれに悪さをしているため」と考えられます。
科学的には「幽霊は現実に存在してはいない」と判断されるのです。』



「科学は科学で証明されないものは<ない>と考える」

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